『雨水』
明日、2月18日は、『雨水』(うすい:二十四節気)です。東京ではときどき暖かい日も。春の匂いを感じます。
雨水
「雨水」とは、雪が雨に変わるころ、という意味です。立春をすぎ、きびしい寒さも終わり、ホッとひと息。東京では4月上旬並みの暖かさの日もありました。春は三寒四温などといわれますが、五寒二温くらいにはなってきたのではないでしょうか?それに冬至から年末年始ごろにくらべると、日没がずいぶん遅くなりました。いまは5時すぎでも明るい。暖かい春はもうそこまで来ています。
また、これからは少しずつ、雨の日も増えてきます。「ひと雨ごとの暖かさ」ともいわれるように、雨はいやかもしれませんが、確実に春に近づくサインでもあります。雨は湿気ももたらしてくれます。乾燥した冬の空気が少しずつ、夏の湿潤な空気へと入れ代わっていくのです。私は気温より、むしり湿度のほうに季節の移り変わりを感じることが多いです。
七十二候より
雨水のころは、
『土脉潤起(つちのしょう うるおい おこる)』:雨が降って土が湿り気を含み始める
とされています。ここでも乾燥から湿潤への変化がみられるころとされています。
近所の白梅がほぼ満開となっていました。微かですがいい香りがします。この梅の木にはメジロが2羽、せわしなく飛び交っていました。
次回は、3月3日、『上巳の節句』です。
by alexandro13036
| 2021-02-17 12:00
| 季節のつぶやき
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